補助金に関わることが増えてきて思うこと

補助金に関わることが増えてきて思うこと

補助金ありきの仕事は基本的にしない

アービンズでは補助金ありきの仕事は基本的にしていません。

これは、「補助金が取れたら仕事をお願いするから、補助金申請を手伝ってください。」というパターンのことです。

もちろん、補助金を使ってECサイトやシステムを構築できることはとても良いことだと思います。正直、できることなら、何とかしてあげたい…といつも思います。

その企画に価値があるのか

補助金申請の書類は、単にシステムのことだけを書けばいいのではなく、事業内容や、それを導入した効果、未来の計画など、まさに経営に関することを書かなくてはいけません。

すなわち、経営者と共に相当の時間と手間をかけないと作れないものです。

ただ、その申請書作成の手間が大変なので、補助金ありきのお仕事をお断りしているのではなく、「補助金が取れたらやる」「取れなかったからやらない」という程度の企画であれば、そもそも補助金が採択され実施ができたとしても、たいした効果は出ないと思うのです。

私たちがそんな時に考えるのは「補助金が出なくてもお客様がやりたい!」と思う価値ある企画を一緒に作り上げることです。

価値があるということは、全額を自己負担で投資したとしても「それを上回る成果がでる」ということです。そこに運良く補助金がのっかってくれば最高です。

もし、価値ある企画が作れないのであれば、それはアービンズの出番ではなかったということです。

いつまでも補助金が出続けるとは思えない

今はコロナの関係でたくさんの補助金が出ています。

私たちもその恩恵を受けています。

しかしながら、これがいつまでも続くとは思えません。いつか、補助金が絞られ、とても限定的になる時が来るのではないでしょうか。

その時に、「補助金を上手に取れるノウハウ」よりも、お客様がシステム開発に投資した以上の成果を得られる「企画づくりのノウハウ」の方が圧倒的に大事だと思うのです。

(実際には今も後者の方が大事ですね)

補助金を活用してシステムを作るのではなく、

補助金を活用してお客様の未来を作りたいと思います。