業界データを調べる習慣を大切にしたい

業界データを調べる習慣を大切にしたい

アービンズにとってのシステム開発

アービンズでは企業のオーダーメイドシステムを作ることが大きな仕事です。

ただ、私たちはシステムはクライアント企業の問題解決のひとつのツールであると考え、システム開発を目的としているわけではありません。

そんなシステムの提案書を作る時に、業界データを調べることは必須だと実感してきています。

提案書を作る時に必要なこと

同業の素晴らしい会社さんには、「そんなの当たり前でしょ」と言われるかもしれないですね。

ただ、私たちは多くの場合、クライアント企業の担当者のお話をしっかり聞き、これまでは、それをベースに提案書を作っていました。

しかしながら、実はそれだけでは良い提案にならないことがわかってきました。

なぜなら、クライアント企業の担当者さんはその業界の方だから、その業界の動向を知っているということは息をするように当たり前です。

そのため、打ち合わせの中で、わざわざ「息をしましょう」とは言わないのです。

担当者さんのお話をまとめ、カタチにするだけでも大変な作業であり、IT知識とコミュニケーション能力を必要とします。

それに加えて、さらに業界データを調べろなんて時間も手間もかかるわけですから、普通に頭で考えるとその作業はきっと大変なことだと思うでしょう。

業界データを調べるメリット

ただ、業界データを調べておくといくつかのメリットがあります。

1.業界データと比較することでクライアント企業の特徴が見える。

2.業界用語が理解でき、クライアントの話がよくわかるようになる。

3.クライアント企業が見えていない課題が見つけやすくなる。

4.提案書の内容に深みが出る、すなわち提案の付加価値が高くなる。

他にも信頼関係が作られるとか、いざ仕事が始まってからコミュニケーションの質が上がるなど、様々なメリットが挙げられます。

どの提案でも100%実施できるかどうかはわかりませんが、業界のデータを見たり業界のことを知ることをこれからも大切にしていきたいと考えてます。